投資をするのなら、十分な資金が必要となる…これは間違いではありませんが、近年は少ない元手でも利益が狙える方法が増えており、多くの人にとって身近な存在となりました。長期的な目線で考えた場合、毎月数千円からの投資でも結果は期待できます。
一部の投資方法には『レバレッジ』と呼ばれるシステムがあり、こちらを使えば資金が少ない人でも高額な利益を狙えるようになっています。
一方でレバレッジが原因で高額な損失を被った方もいるので、その扱いは慎重になるべきです。
人気の投資方法であるバイナリーオプションもレバレッジが使えると噂されていますが、それは本当なのか?
バイナリーオプションで大きく儲けてみたい方は、参考にしてください。
レバレッジとはどんなもの?
そもそもレバレッジとはどんなものなのかですが、簡単にまとめると「自分の資金を元金としてより高額な資金を調達すること」を指しています。
例えば自分の資金が10万円でレバレッジが10倍であれば、100万円分の投資も可能になります。
そして投資は投入金額が大きいほど利益も増えるように、レバレッジは自己資金以上のリターンを狙う際に用いられます。
レバレッジが使われやすい投資方法としてはFXが有名であり、既に経験されたことのある方なら、レバレッジの強みについても理解しています。
レバレッジは利益の大きさに目を奪われがちですが、損失も相応に大きくなってしまうため、いくら儲けたいからと言ってもリスクを考えないと危険です。
バイナリーオプションではレバレッジがない
ではバイナリーオプションではレバレッジがあるのかどうかです。
無いと考えていいと思います。
一部の特殊なルールを用いた業者だと似たような仕組みはありますが、それでも普通の取引方法ならレバレッジは使えません。
ではなぜ「バイナリーオプションでもレバレッジがある」という噂が先行したのかですが、おそらくFXと混同した人がいます。
そもそもバイナリーオプション自体がFXの派生として生まれた取引方法なので、共通する仕組みなどもいくつかあります。
その中でバイナリーオプションにもレバレッジがあると勘違いするのは、珍しくないことかもしれません。
レバレッジがないことでのメリット
レバレッジがないということはチャンスがないと考える方もいるのですが、バイナリーオプションではレバレッジが存在しないからこそのメリットもあります。
- 損益を把握しやすい
- 無理な投資をしにくい
バイナリーオプションでは予想が的中すれば掛け金に対してペイアウト率に応じた利益が発生し、逆に予想が外れると掛け金は没収されます。
レバレッジがないことも踏まえると「バイナリーオプションでは掛け金以上の損失が発生しない」とも言えるため、損失の把握がしやすくなっています。
レバレッジがあるとつい活用して高額な取引をしがちですが、バイナリーオプションではそうした仕組みがない分、無理な投資をしにくくなっています。
投資というのは大きな一発を当てるよりも、長期的な目線でじっくり稼ぐほうが好ましいため、レバレッジがないことでのメリットも確実に存在するのです。
レバレッジが欲しい場面もある?
もちろんバイナリーオプションでもレバレッジが欲しくなるような場面もいくつかあります。
「トレンド相場に突入していてどの方向に動くのかがはっきりしているタイミング」であれば、レバレッジは使いやすくなると思います。
バイナリーオプションでは上がるか下がるかを予想するのですが、トレンド相場に突入すればどちらに動くか分かりやすくなるため、仮にレバレッジを活用してもリスクを抑えつつ取引が出来ます。
レバレッジは勝率が高い時ほどメリットが際立つようになるため、勝てる相場であれば「バイナリーオプションにもレバレッジがあればなぁ…」と思ってしまうかもしれません。
FXとバイナリーオプションはどちらがいい?
レバレッジのある投資方法といえばFXであり、バイナリーオプションに似ていることもあってか、自分はどちらをすべきか悩む方もいらっしゃいます。
もしも以下のような条件に当てはまるなら、FXのほうがいいかもしれません。
- レバレッジによるリスクを熟知している
- なるべく短期間で高額な利益を得たい
- 国内業者を使いたい
FXが大きく儲けられるのにはレバレッジの存在が関係しているため、そのリスクを熟知していればFXも扱いやすくなります!
適切なタイミングで使うことで、短期間で高額な利益を得ることも可能です。
FXはバイナリーオプションと違い、国内業者であっても使いやすくなっています。
バイナリーオプションは規制によって国内業者が極めて使いにくくなっているものの、FXなら海外業者以外も選択肢に入ります。
無理のない投資をするならバイナリーオプションは魅力的
レバレッジがない分、無理のない投資をする際にバイナリーオプションは魅力的です。
1000円ほどからエントリーすることもできるため、投資資金が少ない方も試してみる価値があります。
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